サプリや医薬品にも使われている、納豆キナーゼの基礎知識など

納豆キナーゼとは、納豆のネバネバ成分の一種であり、それを精製したタンパク質分解酵素です。日本では、昔から納豆を食べる習慣が根付いていましたが、この成分が発見されたのは最近で、1980年代のことでした。今では美容や健康に様々な効果をもたらすことが知られており、サプリメントや医薬品として活用されています。
納豆キナーゼの一番の特徴は、血管に発生した血栓を溶かす効果があることです。この特徴により、医療機関においては、この成分で作られた血栓溶解剤などを医薬品として用いられています。血栓を解かすことにより、それによって引き起こされる心筋梗塞や脳梗塞などの重大な疾患を予防することが可能になります。また、コレステロール値を下げる働きや、体内の活性酸素を抑える働き、腸内の善玉菌を増やして悪玉菌を減らす働きなどもあるので、生活習慣病や便秘を予防する効果も期待できます。血液をサラサラにしてくれるので、高血圧や中性脂肪などが気になる人にも摂取が勧められます。
納豆キナーゼは、当然ながら納豆に含まれているので、毎日納豆を食べることによって十分摂取することができます。しかし、納豆には血液の凝固を促進するビタミンK2が含まれているので、血栓を溶かして血液をサラサラにする働きとは相性が悪いです。そのため、ビタミンK2が除去されたサプリメントや医薬品を用いる方が、その効果を十分に得ることが出来るでしょう。ただし、もちろん納豆にも様々な健康効果はあるので、積極的に食べるようにしましょう。